勝浦の春の風物詩
市内各所に約30,000体のひな人形が飾られ、街がひな祭り一色となる春の風物詩。なかでも、地域の皆さんによって毎日毎晩の飾りつけ・片づけが行われる遠見岬神社石段(60段)の1,800体のひな人形や、覚翁寺山門前の600体のひな人形は圧巻です。
子どもの健やかな成長を願って飾られたひな人形も、子どもの成長とともに飾られなくなってしまいます。全国からそれらの雛人形を集めて、再び陽の目をみさせてあげようとの想いから取り組みを始めました。2001年に「全国勝浦ネットワーク」の縁により徳島県勝浦町よりおよそ7,000体の雛人形を里子として譲り受け開催され、開催期間中には、約3万体の雛人形が飾られています。
「かつうらビッグひな祭り」は多くの市民の参加により作り上げられています。人形の展示の他にもいろいろなイベントが催されていますので、是非、地域の人々とふれあい、日本の伝統と日本人の心を感じてください。