齋藤祐之介さんファミリー
●家族構成(移住年月)
祐之介さん(36)
妻と2人のお子さんと共に家族で
移住。
●移住元
東京都大田区
●移住した年
2020年8月
移住を考えたきっかけを教えてください。
子育て環境が一番の理由ですね。子どもには、自然と触れ合いながら育ってほしかったんです。
あと、サーフィンが趣味なので、できれば海の近くにすみたいなとずっと思っていました。
移住候補地は?
都心との距離感と趣味のサーフィンでよく行っていた千葉県の外房エリアを移住候補地としていました。また、知人に勝浦出身の方がいたことも外房エリアを候補地とした理由のひとつです。
具体的に移住を検討したのはいつくらいからですか?
たいたい1~2年前くらいからですかね。
移住する前のお仕事は?
都内で営業マンをしていました。
移住するまでの準備について
移住後は、起業をすることを考えていて、廃校活用などを中心に外房エリアを調べていました。しかし、なかなか希望どおりの廃校が見つからなくて。。。
そんな時に千葉県が主催する移住相談イベントがあって、そこに参加していろいろと情報を集めようと思たんです。そのイベントで勝浦市の方に出会いました。
その出会いから、いろいろな方と繋げていただき、今お店(BLACK RAMS)のある元野菜の直売所だった建物を貸してもらえることになりました。
その後、「勝浦オンラインコミュニティ」という気軽に参加できるZOOMでのコミュニティに参加させてもらい、そこからさらに勝浦在住の方や先輩移住者の方などとたくさんお話しする機会が増えました。
イベントに参加したり、オンラインコミュニティに参加したこともあって、移住する前に知り合いができたことは、とても大きかったし、お店をオープンさせるための準備に対しても、とても心強かったです。
なぜ、最終的に勝浦を移住先として決めましたか?
市役所に行って起業の相談や移住の相談をしたり、移住イベントに参加したり、オンラインコミュニティに参加する中で、どんどん繋がりが出来ていき、お店をオープンさせる場所を見つけることができたことが一番大きかったですね。
齋藤さんから見て勝浦の印象は?
勝浦の特徴として、海と山が近い距離にあって、両方の自然を楽しむことができる。また、勝浦の海は、びっくりするほど綺麗で、ローカル感などの雰囲気がハワイのノースショアに似た印象です。
移住することに不安はなかったですか?
たくさんありましたよ。
移住すること自体にも不安はたくさんあったし、知り合いがいない中で、やっていけるかどうかの不安もありました。でも、オンラインコミュニティに参加して、その中で知り合いができたことが、僕にとってはすごく助かったし、安心して移住することができました。
勝浦でどんなお店をオープンしたのですか?
元野菜の直売所であった場所をDIYで改修し、アットホームな飲食店兼キャンプ場の店をオープンしました。
お店併設のキッチンカ―で販売しているタレに付け込んだ特性ラム肉のブリトーと勝浦産のシイラをフライにしたマヒマヒのブリトーは、こだわりの逸品です。DIYで仕上げたハワイアンスタイルの店内で堪能いただけるようになっています。
外の広場には、子供たちが遊べる滑り台やブランコといった手作り遊具を設置して、親たちはゆっくりくつろげて気軽にコミュニケーションを取れる場所となり、子どもから大人まで、みんなが楽しく集まれる場所となっています。
これからもっとこの場所で、イベントなどもやっていこうと考えています。
【BLACK RAMS】の情報はこちら
住所:勝浦市貝掛355
営業時間:11時~17時
定休日:火曜日
キャンプは年中無休
祐之介さんは、「zensist」というアーティスト名で「絵を通じて世界中の大人を元気にしたい!」「子ども達に夢を与えたい!」という信念のもと、アーティストとしても活動されています。
店内で販売されている絵やTシャツなどは祐之介さんの作品。
そして、移住・定住相談窓口のあるKAPPYビジターセンターのWELCOME看板も祐之介さんが手掛けた作品です。
移住して生活の変化はありましたか?
まず、早寝早起きになって、生活リズムがすごく変わりましたね。こっちにいると自然に眠くなって、すごく健康的な生活をしています。
朝、波があればサーフィンしてから店で仕事をして、夕方もサーフィンできるようになりました。
勝浦に移住してどうですか?
勝浦に移住して良かったと思ってます。
そして、勝浦を盛り上げていきたいです。
今では、地元の同世代とも仲良くなって、その中の若手漁師の子が釣ってきた勝浦産金目鯛のしゃぶしゃぶを食べながら、勝浦について話したり、サーフィンの話をしたり、地元ならではの話をするなど、すごく楽しく生活しています。
また、地元のサーフショップとコラボイベントを行ったりしました。
これから、もっといろんなことを考えていき、勝浦をもっと盛り上げていけたらと思っています。