勝浦市は、千葉県の南東部、南房総国定公園内に位置し、都心から約75㎞圏内に位置しています。市域は黒潮の北上する太平洋に面し、海岸線は自然景観に富んでいます。市北西部は房総丘陵に属する海抜150~250mの丘陵山地が広く分布し、平坦地の少ない地形です。
海と山、自然とともに暮らせるまちです。
勝浦は、100年以上猛暑日知らず。
2022年夏、東京都では早くも6月末に猛暑日が観測されました。一方で「関東になぜか涼しい街がある」とメディアに取り上げられたことをきっかけに、勝浦市が「涼しい街」「避暑地」「快適な気候で暮らしやすい」として注目を浴びました。勝浦市は観測史上一度も猛暑日(35度以上)を記録したことがない街なのです。
そして、この快適な気候は夏だけに留まらず、冬もあたたかく、勝浦は1年通して過ごしやすい気候だと言われています。
勝浦朝市は、天正19年(1591年)に勝浦城主・植村泰忠によって始められたと伝えられています。
430年以上にわたり、地元の人々の暮らしを支え続けてきた朝市は、今もほぼ毎朝、市内の通りで開かれています。新鮮な魚や野菜、加工品が並ぶこの場所は、観光地であるとともに、地域の人にとっては日常の風景でもあります。
今の勝浦市は、かつての勝浦・豊浜・興津・上野・総野の4つの町や村がひとつになってできました。
漁師町や別荘地、山あいの集落、駅を中心とした市街地など、まちの中にはいろいろな顔があります。
北西にはなだらかな丘陵地が広がり、南東には太平洋に面した入り組んだ海岸線。
海と山に囲まれたまちには、地域ごとにちがう暮らしの風景があります。
◼︎電車:所要時間 約2時間半〜3時間
成田空港 → JR成田線 千葉駅 →JR外房線 勝浦駅
◼︎高速バス:所要時間 約3時間
成田空港 → 東京八重洲バスターミナル(乗り換え) → 勝浦駅